ヒロイン - 河村隆一
作詩：河村隆一
作曲：織田哲郎
口（くち）づけは 切（せつ）なく幕（まく）を開（ひら）く
僕（ぼく）はコートの中（なか） 君（きみ）を隠（かく）した
あの頃（ころ）は 別々（べつべつ）の場所（ばしょ）で生（い）きてた
映画（えいが）なら二（に）時間（じかん）でハッピーエンド
抱（だ）きしめさせて欲（ほ）しいんだ今（いま）
昨日（きのう）までの君（きみ）を もう一（ひとり）人（にん）じゃない
騒（ざわ）めいた街路（がいろ）樹（じゅ）
飛（と）び立（た）つ鳥（とり）達（たち）
知（し）っていたよ 闇（やみ）の終（お）わり きっと
雨上（あめあ）がりの道（みち） まばらな車（くるま）のライト
二（ふた）人（にん）を照（て）らしては 儚（はかな）く消（き）えたね
今（いま）はない角（かく）の店（みせ）
一番（いちばん）奥（おく）の席（せき）
言葉（ことば）にはしちゃいけない 恋（こい）で
映画（えいが）の様（よう）に さまにならない
不器用（ぶきよう）な僕（ぼく）だけど 君（きみ）を守（まも）りたい
二（に）時間（じかん）だけじゃ語（かた）れない
二（ふた）人（にん）のストーリー
やっと逢（あ）えた 君（きみ）は僕（ぼく）のヒロイン
抱（だ）きしめさせて欲（ほ）しいんだ今（いま）
明日（あした）からの君（きみ）を もう一人（ひとり）じゃない
何気（なにげ）ない言葉（ことば）でも暖（あたた）め合（あ）えるよ
かけがえのない 君（きみ）は僕（ぼく）のヒロイン